半月板を損傷したA子さん
A子さんの長引く膝痛のきっかけになったのはテニス中のアクシデントでした。
A子さんはテニスを旦那さんとしていたがつまづいた拍子に膝に激痛が走りうずくまってしまった。
その日を最後にテニスはもとより大好きな登山も出来なくなってしまっていたそうです。
膝をかばいながら日常を送り、数週間経った時には痛めた当時の激痛はないけれど、テニスも登山も膝が痛くてできない。
日常動作すらもやっと‥、そんなつらい日々が続いていました。
痛めてから医療機関には通っていましたが、振り返ってみると3件もの整形外科・接骨院へ通院して膝の痛みが良くなっている時もあったけれど、でもやっぱり痛いし‥、実際はほとんど治っていないのかもしれない‥。
もしかしたらこの先、膝が痛いままなんてこともあるかもしれない‥。
気付いたら2ヶ月経つけれど、痛みを我慢しながら良さそうな治療を探して日常を過ごすよりも、希望を捨てて諦める方が楽かもしれない‥。
大好きな登山をしないことを受け入れられるか?
諦めたくない!
ある整形外科では「半月板が損傷している」と言われて意気消沈していたようですが、怪我からの炎症が引いた膝の状態で当院に来ていただいていました。
整体を受けていただくタイミングは重要で、痛みを我慢して生活していると体の各部の負担が増えていき、悪い所が増えていくことになりかねません。
そもそも膝の不調を潜在的に持っていたことで、テニス中の負荷で突然の激痛として症状が出たのかもしれません。
上の絵の左は通常骨格の脚、右の絵はO脚の脚の骨格です。
上の絵はO脚の人の膝関節で、内側の関節に負担が掛かっています。
せっかくそこに気付いたとしてもタイミングが遅ければ、悪化の勢いは強くなっているかもしれませんが、「健康体になろう」と思うのでしたらどんなタイミングだとしても『不調の原因に目を向ける』必要があります。
今回の話では最終的に半月板に負担が掛かっていますが、そもそも過度なO脚は改善した方がいいのです。
O脚改善には内股の筋肉を刺激するエクササイズが有効です。
では、また。