塩分が足らない
前回はアルコールに関するお話でしたね。
今回は塩分が足らないかもしれないお話になります。
こんな題材にすると「わたしなんか塩分摂り過ぎで不健康な食生活になっちゃってます。」と聞こえてきそうですが、「そうでもないかもしれません。」という返事ができると思います。
患者さんの体を触っていて、「塩分が足りないな。」と思うことがあります。
筋肉が硬~くなっている人は塩分が足りないであろう、と予測することがあります。
筋肉は使い過ぎで硬くなることが一般的な考え方ですが、塩分が足りなくても高くなり得ます。
それは、血液が関係しているからです。
まず筋肉の使い過ぎで硬くなるのは、疲労物質が筋肉内に留まり続けているからです。
その疲労物質が筋肉から無くなると筋肉は柔らかくなります。
当院の整体によってこれらの移行をすることができますが、整体を受けなくても疲労物質を無くする方法があればなんでもよいのです。
そして、塩分が足りない時の話ですが、前提として塩分濃度によって血液量が比例して変化します。
塩分濃度が低いと少ない血液量、塩分濃度が高いと血液が多くなる。
血液が塩分濃度によって短時間で多くなるはずなので、血液の中は薄まります。
ここまで、大丈夫ですか?
で、血液の中が薄まるということは毛細血管内も移動しやすくなるはずです。
そして、筋肉内の疲労物質が筋肉細胞から血液に排出されて、筋肉が柔らかくなります。
筋肉が縮まって硬くなるのは、疲労物質があるからなので、疲労物質がなくなることで柔らかくなるのです。
筋肉が硬いと循環が悪くなります。
塩分のお話でした。